三國志XwithPKリプレイ


三国志X with PK 高華伝 第3話 「高華初陣!と初の舌戦」

人材集めに内政を行い、酒家で依頼をこなしつつ、知り合いも増やす高華。
なかなか結構、忙しいではないか。
一方で、愛しの張遼様をさりげなく追いかけ回しては話しかけている。
今では、すっかり仲良くなって、高華と話すのが楽しいとまで言ってくれる様になっていた。

そうして平和な日を過ごしていたある日、董卓に政庁へ呼ばれた。

高華「何かしら。嫌だわ、面倒くさい・・・」

そう思いながら、董卓と目を合わせないようにしていると・・・

董卓「武都を攻めるから着いて来い。」

高華、初陣である。
しかし武都は太守不在都市。
団体で押し寄せ、城郭に寄ってたかって「わーわー」やってるだけで簡単に陥落。
あっさり董卓軍の私有物となった。

高華「何しに行ったのかしら、私・・・」

と、自宅に戻るとまたも呼び出し。

高華「だぁ、もう!今、帰って来たところでしょ!」

再び、政庁。

董卓「天水取るから着いてこい。」
高華「・・・・・はぁ〜い。」

またも太守不在都市をわーわーやって落とす。

高華「まさか、私の事、気に入ってるんじゃ・・・。」

最悪、と思いつつ洛陽まで戻って来た。
高華の記念すべき初陣は戦功をあげるには至らず、またなんとも簡単なものであった。

洛陽に戻って来ると、何と!名門:荀家の男性を見つけた。
さっそく登用を試みる。

高華「私、高華と申します・・・。」
荀攸「ほぅ、これは丁寧にどうも。だが、そなたと話しても得るところはなさそう
    だ・・・。」

優しげな微笑をたたえている割に愛想の悪い男は去って行った。

高華「・・・・何て、連れない御方。こうなりゃ、徹底的に勧誘するわ!」

その後、荀家の彼の後ろ姿を追いかけ回し、執念の登用作戦を開始する。
どんどん、上がっていく親密度。
やがて、市場で捕まえた彼は、仲間になるのを承知してくれたのだった。

高華「はぁ〜、大変だった・・・。でも、これで怖いもの無しだわ!なんたって、
    荀攸様が来てくれたんだもの!」

* *

仕事を頑張っている高華だったが、やはり董卓の下ではまじめにやる気が起きず、
適当に支度金を貰っては、適当な仕事をしていた。

そんなある日。
ふらりと立ち寄った屯所で・・・

張遼「おぉ、高華殿ではないか!」

聞き覚えのある声に呼び止められる。

高華「これは・・・張遼様!どうなされたのです?お仕事ですか?」
張遼「いや、まぁ、そうなんだが・・・ちょうど良いところに来た。実はな・・・」
高華「な、なななな、何で・・でで・・しょう?(緊張)」
張遼「そなたと行く末について語り合いたいのだが、今、暇か?」
高華「ゆっ、行く末ですかーっ!?(真っ赤)」

こここ、これって告白ーっ!?と頭が真っ白になる高華。
が・・・画面下からガランガランとせり上がって来たものは、あの橋。

高華「行く末って・・・漢王朝の行く末・・・(涙)」

あからさまにがっかりする高華。
舌戦が始まるもののあまりのショックと張遼に見惚れてストレート負け。
橋から落ちる高華・・・。

高華「うぅ、あんまりですわ、張遼さま・・・」
張遼「そなたもまだまだだな。しかし、楽しかった。また頼むぞ。」
高華「はぁい・・・」

初の舌戦は、見事な黒星。まったくもって切ない高華であった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝  第2話「仕官と出会い」

同年、11月1日。
さっそく李儒に連れられ、政庁へ行く高華。
奥の間に通されると董卓がふんぞり返っていた。

高華「こっ、高華と申します。以後、宜しくお願いします・・・」

挨拶するものの声が消え入りそうになる高華。

董卓「ほぅ。まだ小娘ではないか。まぁ良い。期待を裏切るでないぞ!」
高華「は、はいぃ・・・(ぶっ、不細工だわ!!)」

その日から、董卓配下として働く事になった。
しかし、幼い協皇子を擁立し、専横を振るう不細工:董卓の為に働く気にはなれない。
毎日、ふらふら適当に過ごすので、当然、功績も最低である。

そんなある日の事・・・

高華「あっ、あのお方は!」

屯所で、捜し求めていた例の彼を見つけたのだった。

高華「あの、初めまして。私、高華と申します。董卓様の元にお仕えする事になりまし
    た。以後、宜しくお願い致します。(どきどき)」
張遼「そなたが、噂の高華殿か。これは丁寧にどうも。それがしは、張遼と申すもの。
    こちらこそ、宜しくお願い致す。」

勇気を出して話しかけると、彼は丁寧に挨拶を返してくれた。

張遼「では、それがしは見回りがあるので、これで・・・」

すっかり、目がハートのまま固まってしまう高華。

高華「あの御方、張遼様って、おっしゃるのね!素敵・・・(ポッ)」

それにしても、行く先々で「貴方がうわさの」と言われるが、
いったい、どんな噂だと言うのか・・・?少し不安になる高華であった。

* *

晴れて張遼と知り合いになった高華は、俄然、やる気を出していた。
もちろん、彼に良いところを見せようと言う乙女心である。
さっそく、高華は仕事にかかる事にした。

高華「ここは、あまりに不細工が多すぎるわ。それなりにマシな人を入れないと、
    むさ苦しくて仕方がない!!」

洛陽の街を走り回り、とりあえず能力に関係なくどんどん人を登用して行く。
今のこの人材不足は深刻だった。内政がはかどっていないのだ。
質は大事だが、ひとまず量で乗り切ろうと言う魂胆。
もちろん、高華は口ではあぁ言っているが、当然、顔重視ではない。

その間にも張遼と会話する事は忘れない。
むしろ、張遼としか会話していない(笑)恋する乙女はぬかりがなかった。

>>つづく

初めまして、周覇です。
この度、「三国志X with PK」のリプレイを
書かせていただくこととなりました。

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【リプレイ掲載のお詫びとお断り】
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以下条件のもと記載します。ご了承の上ご閲覧下さい。

1)リプレイ執筆形態は、「武将なりきり」リプレイです。
  ゲーム中には出てこない会話など、随所に脚色有りです。
  物語調になっているので、広い心と暖かい目で見てくだされば幸いです。

2)「三国志X with PK」のプレイは2回目。
  かつ、シミュレーション初心者です。
  攻略の参考にならないかもしれません。

3)細かい兵士数や途中の武将パラメータ等は、メモしておりません。
  そのため、本文に記載しません。

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リプレイ条件とプレイ武将の初期パラメータを記載致します。
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名前:高華(こうか) 性別:女性 【オリジナル武将】

統率:85 武力:80 知力:80 政治:78 魅力:83
(初心者ですので、高めに設定)

特技:改修・火矢・奇襲・隠密・同討・足止・混乱・天文・抗弁・反論・軍師・名士

シナリオ:「189年9月 虎狼君飛翔し、帝都に暗雲漂う」

リプレイ条件:難易度:初級です(汗)
       途中での武将・アイテム編集無し、寿命・歴史イベント有り。

お気楽なお嬢さんが成長して行くサクセスストーリーの様な感じです(滝汗)
お楽しみ頂けたら幸いです。
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   ● 三国志X with PK 高華伝 第1話 「高華、乱世に立つ」 ●

189年9月。
ここは西涼の片田舎、西平。

高華「こーんな田舎に居ても、つまらないなぁ。」

年頃の娘が一人ぼやいていた。
彼女は、名を高華と言い、実家は西平でも有数の牧畜家。
名士のお嬢さんである。
あまりに退屈な毎日にうんざりしていた高華は突然、思い立った。

高華「うーん、そうだ!昔、衛将軍が戦った、并州に行ってみよう!」

今は、丁原が納めているらしい。
両親が止めるのを振り切り、単独で并州に向かう。
道中、何事もなく無事、并州:上党の城郭へ到着した。

その頃・・・
都では董卓が暴威を振るっていた。
しかも高華の并州到着とほぼ同時に呂布が義父の丁原を斬り、
董卓の元へ走ったと言う情報が入って来た。

高華「何て、酷い!董卓と呂布って奴の顔を見てやろう!」

そう思った高華は呂布を追うようにして、自分も洛陽の都へ行く。

高華「んー、どれどれ?董卓って、どんなに不細工なオッサンなのかしら?」

街をうろうろするが、一向に董卓を見かける事はない。

高華「そっか、きっと政庁でのうのうとしてるんだわ・・・」

仕方ないので、街を探索してみる。
いろんな場所で董卓配下の好みのタイプではない武将ばかりと出会う。

高華「なぁんだ。ちっとも良い男、居ないじゃない。」
(もちろん、そう見えるのは高華ビジョンのせい・・・)

と、ふらりと兵舎の横を通り過ぎた時、ふと目に映ったのは・・・
勇ましく長柄の武器を振る一人の青年。

高華「・・・・・・(目がハート)」

その後、会う事はなかったが、高華はこれを機に洛陽に引っ越す事にした。

* *

洛陽に引っ越した高華は、しばらく酒家の依頼をしながら例の彼を捜していた。

高華「いったい、あの方は誰なのかしら?素敵だったわ〜。」

不細工な董卓が圧政を強いている悲しみ溢れる洛陽でも、恋した人を探して歩く
お気楽娘の高華には、毎日が楽しかった。

高華「そうだ、情報収集しなくちゃ!」

ただ歩いて探すだけでは、例の彼は誰だか分からない。
高華はさっそく董卓配下に知り合いを増やしていった。もちろん、仲良くならない程度に。
そんなある日の事・・・

李儒「貴方が噂の高華殿ですな。私は、董卓様にお仕えする李儒と申すもの。
    実は、貴方に頼みがあってやって来たのだが、
    董卓様の元で働いてみないかね?」

高華「えぇ!ど、どうしようかしら・・・(遊郭とかに売り飛ばされそうで嫌だわ)」

しばし悩むが、例の彼も董卓配下・・・。

高華「うーん、わ、判りました。ご一緒致します!」

こうして例の彼を追いかける為に董卓の配下になった高華。
先の不安を感じつつも恋心は止められなかった。

つづく

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