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三國志XwithPKリプレイ

三国志X with PK 高華伝 最終話

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三国志X with PK 高華伝 最終話「高華 最終決戦!中華統一!」

高華は、軍備が整うと皆に向けて最終決戦の為の決起集会を行った。
(もうこの辺は、脚色しまくりである。)

高華「これより、我が周軍は逆賊孫権の最後の居城を奪回します!」
将兵「おおーっ!」
高華「この戦をもって全てを終わりとし、大陸全土に平和を約束します!」
将兵「うおおーっ!」
高華「長きに渡り続いた乱世を今この手で終わらせましょう!」
将兵「うおおおーっ!」
高華「我ら周軍に勝利を!!」
将兵「勝利をーっ!!」

皆に見守られながら長沙を出発する。

総大将:高華 参軍:司馬懿 先鋒:長男、翔 中軍:次男、虎 殿軍:張遼

堂々と進軍する周軍。と行っても家族団らん部隊であるが。

やがて最後の城郭、桂陽に到着する。
向こうは相変わらずの徹底抗戦の構えである。
城壁に弓兵を並べ、城門前に騎兵。
奥に陸遜の部隊が居て、配下部隊を鼓舞している。

高華「孫権!ここで雌雄を決しましょう!」
孫権「来たな、高華!このままおとなしくは終わらんぞ!」
高華「陸遜!全力で向かって来なさい!」
陸遜「えぇ!もちろんです!」

高華「みんな、良いわね?行くわよ?突撃ーっ!」

騎兵の張遼が城門に取り付き、それを援護する二人の息子。
高華と司馬懿が交互に指揮を執り、ジワジワと孫軍を締め上げていく。

陸遜も必死の抵抗を試み火矢を浴びせて来るが、戦う前からの敗戦ムード漂う孫家では、こちらに大した被害も与えられず、結局、城壁を乗り越えた長男:翔によって撃破されてしまった。

続けて城壁を乗り越えた次男:虎も朱然を撃破する。
仕上げに張遼が最後の城門を突破し、戦場は市内へともつれ込んだ。

高華「もう一度、問います。無駄な争いはやめ周に帰順なさい!」
孫権「何を言っても無駄だ!孫家の男は誰にも屈さぬ!」
高華「・・・では、こちらも容赦はしませんよ!」
孫権「望むところだ!」

大した兵力もない状態で良くぞ言い切ったものだ。
その度胸は十分に買ってやろう・・・
そう思いつつ、高華は軍を進めた。
もうここまで来たら策など必要ない。
司馬懿と共に自らも戦闘に加わる事にする。

そして・・・

孫家滅亡。

まさに中華統一の瞬間だった。

第一戦功:張翔 第二戦功:張遼 第三戦功:張虎。

翔「それがしが、戦功第一とは・・・。」と照れる兄。
虎「次回は兄上には絶対に負けませんぞ!」と負けん気を出す弟。

そして、戦後処理。

孫権「おのれ・・・潔く切れ!」
高華「いいえ。斬りません。貴方の統治は素晴らしかった。周のためとは言いませ
    ん。ぜひ、民のため、その才を生かして欲しいものです。
    ・・・貴方を解放します。」
陸遜「・・・やはり、貴方には敵いませんでしたか。」
高華「状況が違えば、貴方は立派な脅威でしたよ。我が軍に来ませんか?」
陸遜「・・・・。良いでしょう。高華殿にお仕えします。」

こうして、数名は解放され、数名は高華の元へ帰順した。

翌日の227年1月。
周の皇帝劉豹によって、統一の布令が全国に出された。
それと合わせて、高華は南の地域一帯の治世を任されたのであった。

高華は、一軍を退いたのちも民の為に尽力し、皆からとても慕われ、家族とも幸せに暮らした。

そして、劉豹納める周の国は繁栄を極め、果ては最西域のローマ帝国とも国交を深めた。
また全ての富は周に集まり、周囲の国は周の前に永遠の忠誠を誓った。

こうして、周の国は数百年もの長きに渡り最強の帝国として栄えたのである。

ここに高華の長かった戦に捧げた人生も幕を下ろしたのであった。

=完=

−あとがき−

周覇です。長文読破、お疲れ様でした。
「三国志X with PK」2度目のプレイをリプレイとして書かせていただきました。

本来であれば、その時大陸の状況や細かい兵士数、相手勢力の将軍名なども記載すべきだとは思うのですが、いかんせん、あまりに戦の数が多いのと(要領が悪いせいでもあるのですが)、記憶が曖昧なところもあり、敵勢力の奮戦して下さった将軍たちの名前を思い出せない事もあり、ほとんどを割愛させて頂きました。
リアルタイム・リプレイでしたら、もう少し、細かい情報を書けたのですが・・・。

最後に、この様な駄文を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

周覇

三国志X with PK 高華伝 17話

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三国志X with PK 高華伝 17話「最終決戦前夜イベント!?予期せぬ幸福」

孫家の残る城郭は桂陽ただ一つ。
すぐに攻める手もあったが、高華はここらで一息つく事にした。
孫家にしてみれば、蛇に睨まれたカエルの気持ちだろう。
この重圧に耐えるのは、辛い事と思われる。

しかし、連日連戦にさすがの高華軍も疲労が隠せなかった。

高華「再軍備をします。」

自慢の精兵達を再編成しなおし、休息を取らせる。
彼らは、益州攻略から、ほとんど休む間がなかったのだ。

高華自身も久々に家に帰る事にした。
と言っても、長沙に急いで用意した家である。
懐かしの新婚当時、暮らした洛陽の家ではない。

高華「うっ、お腹が痛いわ・・・これは・・・早く戻らねば。」

家に帰るなり、侍女が慌てて寝所へ連れて行ってくれた。
もちろん、夫の張遼も慌てて帰ってくる。

張遼「大丈夫か!」
高華「・・・ふ、二人目、出来ました・・・」

うそーん!と衝撃を受けるプレイヤー周覇。
この年、高華は54歳。超高齢出産である。と言うか現実ではあり得ない・・・。
あの忙しい最中にいつ出来たのだろう?謎だ。
とりあえず、この年になってもラブラブな事に変わりがないのは喜ばしい事である。

張遼「女の子か〜!でかしたぞ〜!名前は何にする?」
高華「考えてましぇ〜ん!」

突然、予測の範囲外で出来てしまった第2児。
当然、名前など考えてはいない。

高華「今、ノリだけで決めました。名前は凛。字は涼風よ。」

凛とした冷たい風は心地よいものである。
今が11月なので、そう名付けてみたが、ネタが判れば安直だった。

張遼「そうか、そうか〜!良い名だなぁ〜!」

とりあえず、夫は気に入ったようである。
しかし、最後の局面に来てこれはないだろう。

高華「でも・・・時期が旧董卓勢力や南蛮あたりでなくで良かったわ。」

子育てを思うと戦が疎かになるものだ。
そう思うと、長男の翔の時は良く頑張っていたものである。
その分、翔にはあまり構ってやれず、たまに帰宅するとずいぶんと甘えられたものだった。

近所の人が祝いに駆けつけてくれる。
これで我が家は5人家族になったのである。
(いつの間にか生んだ覚えのない次男の張虎が居るし・・・)

そこで、ふと高華は思いついた。

高華「最後だし・・・家族で戦をしてみようかしら・・・。」

既に心は最終決戦へと飛んで居る。
そして、いよいよ統一に向けての最終決戦の火蓋が切って落とされたのだった!

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第16話

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三国志X with PK 高華伝 第16話 「南征開始!陸家の坊ちゃん、奮闘記!」

船を用意する間、高華は参謀の司馬懿を呼びつけた。

司馬懿「どうされました?高華殿。」
高華 「うーん、どこから攻めるのが良いと思う?」
司馬懿「は?」

彼に予測出来ない、おバカ発言だったらしい。

高華 「いや、って言うか・・・前線広すぎない?」
司馬懿「・・・確かにそうですねぇ。」

地図を見るに前線基地が横に広がっている。

司馬懿「河に沿って、見事な兵站線が出来ていますね。」
高華 「でしょう?」

顔を見合わせる二人。

司馬懿&高華「河に沿って展開する細々と長い兵站は、兵法として最凶状態!」

そうである。(劉備は夷陵でこのため負けました・・・。)

高華 「下手に兵を出すと・・・向こうも同様に兵站を切りに出て来るわね。」
司馬懿「おそらく。」
高華 「何か良い策は無いかしら?」
司馬懿「・・・・・ここから南下しましょう。」

しばらく考えた司馬懿が指を指した場所は合肥だった。

高華 「ここから?」
司馬懿「建業を攻めるのです。」
高華 「でも隣接する呉と会稽から増援部隊が来ないかしら?」
司馬懿「大丈夫です。今の会稽に援軍を出す余裕はありません。また呉も同じく
    下邳からの攻撃を警戒するものと思われます。」
高華 「・・・そうねぇ・・・。」
司馬懿「大丈夫です。孫権の煮え切らない性格を考えれば簡単な事です。」

司馬懿にそう言われればそんな気もして、建業を攻める事にした。

総大将:高華 参軍:司馬懿 先鋒:丁奉 :中軍:文聘 遊撃:徐盛
全部隊に蒙衝と攻城兵器を標準装備。
この水上戦得意メンツ&軍師2で出撃する。

高華 「さて・・・誰が居るかしら?」

建業に到着して見れば、[韓当]が居た。長生きだなぁ。
確か呉の城郭に居たハズだが・・・援軍ではなさそうだ。

とりあえず渡河をしない事には何も始まらない。
皆、順次、河を渡って行く。

そして、案の定、司馬懿の読み通り建業は落ち、続いて呉も陥落。
寿春から建業へ統治変更をし、夏侯淵の別働隊に南の会稽、建安を攻めさせた。
その間に軍を編成し直し、建業の城壁を修理。

会稽が陥落した一報を受けた高華は、すぐさま柴桑へと攻め込んだ。
メンツ変わらず。
ここもあっけなく陥落。すぐに太守をおいて、自分は江夏へ移動する。
次は北から押さえ込む寸法である。

高華 「陸家の坊ちゃんの姿が無いわね。どうしたのかしら?」
司馬懿「・・・油断はなりませんが・・・。」

何か一抹の不安を残しながら、江夏より出陣。
そのまま対岸の長沙へ攻め込んだ。

??「来ましたね!貴方が噂の高華殿っ!」
高華「誰?!」
陸遜「そう簡単にはやられませんよ!」

何故か強烈に無双の陸遜に出会った時のセリフがよみがえる。

高華「来たわね!」
陸遜「手加減はしませんよっ!燃やしますっ!」

[陸遜]の指揮の下、城壁の上から不適な笑いと共に火矢が飛んでくる。

高華「あいつはっ!」

城門前に展開する我が舞台に火矢を放つ武将は[朱然]だった。

高華「くぅ〜、イリョーの凶悪コンビね!」

その後もこのコンビが大活躍し、我が部隊に火矢を浴びせ続けた。
もう、ここまで来ると火計を通り越して、ただの放火である。
戦場を火事にするつもりか!!と怒る高華。
しかし、戦の神は見かねたのか、火矢を連発する彼らには冷たかった。
ここで、無慈悲にも雨が降って来る。

陸遜「ううう、こうなったら奥の手です!」
高華「何をするの?おとなしく降参なさい、坊や!」
陸遜「いいえ!孫家は何者にも屈しません!最後の一兵になろうとも戦います!」

どうやら、手がなくなったらしい。
奥の手と言うのは、ただの籠城だった。

高華「手を焼かせてくれるわねぇ・・・もぅ。」

結果・・・長沙陥落。
[陸遜]捕縛。

高華「ねぇ、坊や。降参する?」
陸遜「しません!」
高華「・・・・・・・。」
陸遜「何を言っても無駄ですよ。」
高華「判った。じゃ、行きなさい。逃がしてあげる。」
陸遜「次こそは、必ず燃やします!!」たたたたっ(走り去る)

司馬懿「甘いですね。」
高華 「可愛い坊やを殺す趣味は無いので・・・」
司馬懿「袁紹は潔く斬ったのに。」
高華 「あれは、可愛くないでしょう?」
司馬懿「気の毒ですな・・・袁紹殿。」
高華 「もう!別にいーじゃない!!」

そういう訳で今、奪い取った長沙に入る高華。
これで孫家は完全に桂陽の城郭一つのみとなった。

いよいよ、孫家との最後の戦が始まろうとしていた。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第15話

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三国志X with PK 高華伝 第15話「軍師カク再び。揺れる大陸と江東の碧眼児。」

旧董卓勢力を滅ぼした高華は、軍をまとめ上げると益州から拠点である寿春へと引き上げて来た。

残るは江東から荊南経由、益州の鼻先までを統治している孫家のみ。
君主は、孫策である。

高華「江東の坊やには、どう対抗するべきかしらねぇ?」

政庁で、民の要望を決済しながら時勢を見つめ直していると衝撃の一報が飛び込んで来た。

伝令「高華様!劉豹様が帝位を簒奪!自ら皇帝を名乗りました!!
    今後は国号を周と改めるとの事!」
高華「ぬぁんですってぇ!?どうして、こう、うちの君主は勝手な事ばかり!」

驚く高華。
しばらくプレイヤー共々、伝令の言葉に固まってしまう。

悪魔高華「いっそ、謀反しちゃえ!今がチャンスよ!」
天使高華「だめだめ、今までの苦労は何だったの?」
悪魔高華「だって、どうせダメ君主っぽいじゃない?」
天使高華「ダメです!君主サマに忠誠を誓っ・・・」

高華「いや、あの人に忠誠なんて最初からないけどね。」
伝令「は?」
高華「あ、いやいや、こっちの話。」

伝令が去った後、もう一度良く考える。
部下の中には帝位簒奪に強く不満を抱いたモノも多かった。

高華「・・・確かに今の主は、私も不満があるけども・・・でも、私がこうやって戦ってい
    るのは、民と家族と平和と故・呂布様の意志を継ぐため。
    ここで辞める訳には・・・」

呂布に統一の意思があったかは判らない。
しかし、高華に全てを任せてくれた信頼関係は確かだった。

高華「あの人、頭悪いし口も悪いけど根は素直なのよね。意外に可愛いとこあるし。
    ・・・あの人も平和を願っていたのは間違いないハズ・・・と思う事にするわ。」

呂布の事を褒めているのかけなしているのか判らないが、そう無理やり納得する高華。

高華「このまま続行しましょう。今の帝の為でなく、世の為に。」

”暗愚と呼ばれる帝なら、いずれ自ら崩壊する。劉豹様のその器量、試させて頂きますわ。”

心の中でつぶやくと、高華は、まず心が離れた部下への忠誠を高めるために褒美や面会を繰り返した。

しばらく日が過ぎ、軍内部も落ち着いた頃、またまた速報が入る。

伝令「伝令!江東の孫策が死亡しました!後を継いだのは弟の孫権との事です!」
高華「そう、ご苦労。孫家には悪いけど、吉報だわね。」

さらに江東きっての才色兼備、都督の周瑜はとうに亡き人となっている。

高華「と、なると・・・要注意人物はただ一人。陸家の坊ちゃんか。」

ちなみに魯粛や呂蒙は、ちゃっかり高華軍に居たのであった。
他に孫家で恐れるものと言えば、操舵技術くらいなものか。

高華「要は、水の上でやらなきゃ良いのよ。」

と、某君主のような事を口走りながら、南征に向けて軍事補強を開始した。
各部隊に蒙衝を組み込む。これがあれば、河に流されにくくなる。
造船所があわただしくなる中、再び伝令が。

伝令「高華様!カク殿の登用に成功致しました!」
高華「そうですか!よくやってくれました!!」

そう、あの男がついに我が軍に加わったのである。
有能な軍師が増えれば増えるほど、戦は楽になる。
さっそく、登用されたカクが政庁へやって来た。

高華「よく来て下さいました。カク殿。」
カク「・・・いえ。微力ながら尽力致します。」

褒美を与える。
しかし、良く来る気になったものだ。
やはり時勢を読む男。良い決断をしたものである。

こうして高華軍は、いずれ来る江東の碧眼児との決戦に向け準備がなされて行くのだった。

>>つづく

三国志X with PK 三国志X with PK 高華伝

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三国志X with PK 三国志X with PK 高華伝 第14話 「軍師カク」

ようやく南蛮から引き上げた高華は、成都で軍備を整え直すと、東へ進軍した。
江陵にて待ち受けるは、名代きっての軍師[カク]。

司馬懿「高華殿。此度はどのような策を?」
高華 「とりあえず、最初は力押しかしら。相手は大した兵力もないし、
     武将も大した事ないし。」
司馬懿「[カク]はどうするのです?」
高華 「それが、相手の出方が判らない以上、下手に動けない気がするのよ。
     しばらくは様子を見ようかと。」
司馬懿「そうですか・・・。高華殿。私に一軍とご主人をお貸し願えませんか?」
高華 「一軍と夫を?何か良い策でも?」
司馬懿「えぇ。[カク]は私にお任せ下さい。高華殿は残りの全兵力を城門に集中、
     突破を目指して下され。」
高華 「つまり、私が城門に敵を引きつけている間に別働隊として彼を叩くのね?」
司馬懿「とにかく、私にお任せを。」

司馬懿の言う通り(と言っても作戦はプレイヤー自ら考える訳だが)張遼と一軍を司馬懿に預けた高華は、残りの兵力を持って、城門を攻め始めた。

司馬懿は、と言うと・・・
敵の裏をかき、彼らの死角を突いて、張遼率いる重歩兵を城の側面に回り込ませて居た。壁の向こうには、それに気づかず、指揮を執る[カク]の姿が。

高華「やるわね、司馬懿殿!(にやり)」

やがて、張遼の部隊が城壁を雲梯で駆け上り、城壁の上の弓矢隊を潰す。
その下に[カク]の部隊が居た。
しかし、彼は余裕なのか、騎馬隊を上手く使って司馬懿の方面へ放った。
さすが、軍師。お互いの腹を読むのは得意の様子。

司馬懿「高華殿!私に構わず、城門を!」
高華 「貴方は、大丈夫なの?」
司馬懿「大丈夫です!」

本当に大丈夫なのか?と思っていると、司馬懿は、突然、城壁の上に駆け上った。
それなら馬は来ない。

高華「おいおい、軍師が特攻する気!?」

しかし、余裕の司馬懿は城壁の上から指揮を執り、見事、最後の城門を突破。
[カク]達は城郭を放棄し、さらに東隣の江夏へと逃げ延びて行った。

高華「司馬懿殿、凄いじゃない!」
司馬懿「いえ、これも皆、一軍をお貸し頂いたおかげです。
     張遼殿にも活躍して頂いて・・・。」

それにしても・・・あの[カク]の余裕ぶりはどう言う事?

高華「あの都市は囮で、奥の秘策があると言うのか・・・それとも真剣にやる気が
    ないのか・・・?」

彼らの行動が良く判らない。
しかし油断は出来ない。万全の準備を喫してのち、次の戦に踏み切ろうとする高華を司馬懿が諫めた。

司馬懿「戦は機を見て動くべきです。攻めるなら今しかありません。
     我が軍は十分に戦力を保っています。相手は、かなり疲弊しており、
     また諜報員によれば城壁ももろくなっている様子。ここは勝ちに乗じて、
     一気に攻め込みましょう。」
高華 「うーん、司馬懿殿の言う事ももっともだわ。[カク]を気にしすぎているのかも
     しれない。そうしましょう。機を見るが上策だわ。」

そうして、高華たちは旧董卓軍を打つべく、さらに東へと軍を進めた。

最後の[カク]との決戦の地は、元高華領の江夏。
渡河し、城門へ取り付くとあとは流石の[カク]ももろかった。
やはり、兵力と優秀な武将あっての名軍師。戦は、一人では何も出来ない。

こうして、高華&司馬懿の強力タッグにより、旧董卓勢力は滅んだのであった。
残るは南の孫家のみである。

高華の戦は、まだしばらく続く。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第13話

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三国志X with PK 高華伝  第13話 「南蛮で象さん、現る!」

高華「ぎゃーっ、虫っ、虫よーっ!」
高華「ひゃぁーっ!何これ、気持ち悪〜い!」
高華「蒸し暑〜い!」
伝令「こ、高華さまっ、落ち着いて下さい!!」

普段、冷静な高華もこの時ばかりは、落ち着いていられなかった。
害虫、毒泉、悪辣な気候にパニック寸前である。

高華「うあああん!シティーガールにこんな田舎は無茶よ〜!」
伝令「高華さまっ、そうおっしゃらずに!」
高華「何よっ、よくこんなところに住んでいるわね!〔劉璋〕のやつ!」
伝令「高華さまってば!」
高華「あぁ、もうこれも皆、〔カク〕の陰謀ね〜っ!!(怒泣)」

と言う訳で、遠路はるばる南蛮まで戦に来た高華一行は、見慣れぬ植物が生い茂り
毒々しい赤紫の水たまりがひろがる湿地帯真ん中で唖然としていたのだった。
目前にある劉家の城郭は、とってもトロピカルである。

高華「ねぇ、もう帰って良い?」
伝令「ダメです!ちゃんとお仕事して下さい!」

泣く泣く進軍する。
とりあえず城に近づかなければ何も出来ないが、いたる所に赤紫の水たまりがあって気持ち悪い。

高華「あの水たまりは入っちゃいけない気がするわ(寒)」

かと行って水たまりを避けて進軍すると一列渋滞になってしまって効率が悪い。
そこで、弓矢隊を全面に出し、横一列に展開。
中央に霹靂車、両脇に井欄を組み上げての攻城にした。

高華「うん。何とか行けそうね。」

後ろで指揮を執りながら、攻撃を仕掛けていく。
劉軍はと言うと城壁の上でおろおろするだけである。
それも仕方がない。気の毒だが、彼らの射程外からの攻撃。
どうすることも出来ないようだ。

と思っていたら、意を決した1部隊が飛び出して来た。
〔黄崇〕の部隊である。どうやら、ここでまともに戦えるのは彼だけらしい。
赤紫の水たまりもものともせず向かって来ようとしている。

黄崇部隊「うわっ、何だ、この臭い!?あぁっ、兵士がっ!」

バタバタ倒れていく兵士。

黄崇部隊「この臭いを嗅ぐんじゃない!あっ、こら、大丈夫か!?」

パニくっているようだ。

高華「・・・何だ。こんなところに住んでいる割に平気じゃないんだ・・・。」
黄崇部隊「ちくしょうっ、覚えていろっ!」

城郭内に引き上げる〔黄崇〕部隊。何をしに出てきたのだろうか?

高華「これなら、意外と楽かもね。」
??「パオーん!」
高華「?何?今の?」
??「パオーん!!」
高華「なななな、何っ!?誰?!」
伝令「あ、象さん。」
高華「象さん?何それ?」
伝令「あれですよ、お鼻が長〜い大きな生き物です。」
高華「・・・?あっ、あの城門のところにいる奴?!」
伝令「そうです。」
高華「・・・かっ、か〜わ〜い〜い〜♪」

伝令”年甲斐のないオバはんやなぁ・・・”

高華「って、皆殺しになっているじゃないのよ!」
伝令「仕方がないです。戦ですから。罪なき動物と言えど、すべてが敵です。」
高華「ううう(汗)これも〔カク〕の陰謀ねっ?私に嫌な思いをさせるための策だわっ!」
伝令「・・・ったく、この人はぁ・・・(困)」

そんなこんなで、可愛い象さんが目の前でばたばたと倒れて行く事に心を痛めながらも高華は南蛮の奥地まで進軍していった。
建寧、雲南と抜いた時点でストレスか寿命か〔劉璋〕が死んでしまう。
跡継ぎは〔黄権〕となったが、これもあえなく潰走。
ここに大陸の片隅で細々長らえていた劉家も滅んだのである。

戦後処理をした後、〔厳顔〕と言う猛将の獲得に奔走する。
傍らで、いよいよ〔カク〕との全面対決が待っていた。
そして、案の定、南蛮攻めの裏を着いて、〔カク〕は高華の支配都市、江夏へその足を伸ばしていたのである。

高華「東へ逃げようったって、そうは行かないんだから!」

〔カク〕を追いかけるように西から東へ進軍を開始する高華軍。
しかし、ここで訃報が入る。
せっかく義兄弟になったのに蒋欽が死んだと言うのだ。

高華「公亦(こうえき)殿が、亡くなったのですって!?・・・そんな・・・」

ショックを受ける高華。
孫家との水上戦に期待していたのに。
そして、何より一緒に統一して家族団らんしたかったのに。

高華「判ったわ。いつまでも悲しんではいられない。この戦、勝って公亦殿への
   はなむけとする!」

打倒〔カク〕!
それ意外は考えず、気合いを入れ直す高華であった。

>>つづく

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あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
高華伝、もうしばらく、お付き合い下さいませ。

周覇

三国志X with PK 高華伝 第12話

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三国志X with PK 高華伝 第12話 
     「高華、愛の千里行!そして、希代の軍師、カク」

夫、張遼の具合が悪いのを気にした高華は、薬を買おうと旅に出る事にした。
大商家のある城郭を探して外へ出る。
なかなか思う薬に出会わず、大陸をフラフラ移動する。

高華「気づけば私も50を過ぎたわ。早いものね・・・」

旅をしながら昔を思い出す。
今歩いているこの辺りも、当時は敵の領地だった。

高華「昔は、ただ好きな人を追いかけていただけなのに、
    いつのまにか、今は中華統一のために走っている。
    私の人生はどこで違って来てしまったのかしら・・・」

西平の田舎町でのんびり暮らしていた頃が懐かしい。
やがて、とある大商家で目当ての薬を見つけた。
法外な値が着いている。
酒家で依頼をしても100,200の稼ぎだと言うのに値段は9600。

高華「いいえ、命には代えられない。これ、下さい。」
商人「へい、毎度あり!」

薬を買った高華は、いそいで夫の元へ戻った。
家に帰ってみるとやはり、まだ具合が悪いらしい。

張遼「やぁ、おかえり、高華。どうしたんだ?」
高華「文遠サマ。お体は大丈夫ですか?」
張遼「うむ・・・良くはないが、何、すぐ治るだろう。」

そうは言っても、約2ケ月も具合が悪いままだ。
まさか・・・?
高華は不安になった。
そういえば、張遼は今年54歳。もしかしたら・・・。

高華「文遠さま。お薬を買って参りましたの。どうぞ、お受け取り下さいませ。」
張遼「何?これをそれがしにくれるのか?これは・・・ありがたい!」

喜んで受け取る張遼。
しかし、すぐに病が癒える訳ではなかった。
病院があれば別だったのだが・・・。
ちなみに渡した薬は「寿命延長」の薬である。
まだまだ元気で居て欲しいし、統一の瞬間を彼に見て貰いたい。

高華は、喜ぶ彼の様子に少しホッとすると、再び軍備増強を始めた。
次は益州一帯を支配している董卓勢力の掃討である。
先に放ってあった諜報員も続々と戻って来て居た。
あとは兵士の準備さえ整えばいつでも出陣出来る状態だった。

軍備の間にこまめに夫の様子を見に家に帰る。
それを一月ほど繰り返しているウチに夫の具合も良くなって来た。

高華「もう大丈夫そうね。安心したわ。」

高華は夫の回復を見届けて、すぐさま出陣した。
もちろん、夫は当分、休暇して貰うつもりである。

途中の剣閣、陽平関を別働隊に押さえさせ、高華の本体は漢中から梓潼へ攻め入る。
旧董卓勢力は人材不足だったらしい。
太守不在都市であった梓潼に続いて同じく不在都市の成都は、あっさり陥落した。
しかも、ありがたい事に成都には、無傷の部隊が20も残っていた。

それらを組み込み、旧董卓勢の後を追いかけるように東へ進軍する。

高華「今の旧董卓勢力には大した力はないけど・・・確か、有能な軍師が居たわね。
   カクと言ったかしら。彼は要注意だわ・・・。さて、どうしましょうか?」

次の戦の戦術を考えていた時、伝令が慌ててやって来た。

高華「どうしたの?」
伝令「なっ、南蛮勢が我らの陣を奪いました!」
高華「南蛮?!」

そう。
大陸の片隅にほそぼそと生き残っていた劉璋を思い出した。
黄巾の乱の後、益州に入った劉焉は、ながらく平和を保っていたが
追い詰められた旧董卓勢力の手によって、南蛮の地へとおいやられていたのである。さらに劉焉が死に、息子の劉璋が後を継いでいた。

高華「・・・そうね。ここは、先に南蛮を叩いておきましょう。」

これから東へ行くにあたり背後を突かれるのは非常にやっかい。
以降、悩まされるくらいなら今の間に摘み取ってしまう方が得策だ。

高華「予定を変更します!これから南蛮平定戦を行います!」

部下に予定を変更させ、南蛮対策にさっそく諜報員を飛ばす。
計略部隊を先に潜入させた高華は東のカクを思っていた。

高華「おそらく、これもカクの二虎の計でしょう。やるじゃない・・・」

>>つづく

***ご挨拶***

こんにちは。周覇です。
今年最後の高華伝です。
早いもので今年も終わりが近づきました。
日々寒いですが、皆様、お体に気を付けてお過ごし下さいませ。
来年もまだまだ高華伝続きますので、宜しくお願いします!
では、良いお年を!

三国志X with PK 高華伝 第11話

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三国志10 with PK 高華伝  第11話 「天嶮の要害と西涼の雄」

荊北攻略を目前にしたある日。高華の家を蒋欽が訪ねて来た。

蒋欽「その・・・酒を・・・ごちそうしようと思って・・・」
高華「良く来て下さいました。・・・?改まって、どうなさったの?」
蒋欽「あ・・いや、そのぉ〜・・・」

ちょっと態度が変である。

高華「どうされたのですか?」
蒋欽「じっ、実は!それがしと義兄弟になってはくれまいか!?」
高華「へ?」

旦那・子供のある人妻に義兄弟とは大胆な・・・。
もちろん、高華はOKし、二人は晴れて義兄弟となった。
ちなみに高華が、お義姉さんである。

高華「この年になって、弟が出来るとは思わなかったわ・・・」

さて、ほのぼのエピソードもつかの間、荊北に攻め入る準備が出来た高華は
諜報が仕上がった直後、速攻で荊北に攻め入った。
もちろん、荊北だけでなく、劉家そのものを滅ぼす算段である。

しかし、予想外にも荊北は甘くなかった。
劉家自体は、そう大した事のないメンツなのだが・・・。

天然の要害とはまさにこの事。
目の前を流れる大河に、険しい切り立った崖。
進軍に手間取り、布陣に手を焼く。

高華「天険に守られた土地だとは聞いていたけど・・・甘かったわ。
   これほど険しいとは・・・。」

とにかく部隊を前に出そうにも通れる場所は少なく、対岸から攻撃出来る距離ではない。それでもどうにか、張遼を特攻させ、続けて皆を追いかけさせて、どうにか荊北は平定された。

そして、荊南に位置する劉家最後の城郭に攻め入った直後、伝令が入った。

伝令「西涼の韓遂が安定を攻撃中です。」
高華「何ですって?西涼が動き出したの?!」

それまで沈黙を保っていた西涼の一族がついに動き始めたのである。

高華「これは、マズイわ。早く終わらせないと、長安まで抜かれるわよ。」

急いで劉?勢力を掃討しようとするが、最後の抵抗は激しく、時間ばかりが過ぎる。

伝令「安定が陥落しました!」
高華「そう、やってくれるじゃない・・・」

高華、すでに荊州に心あらず。
劉?勢力を片づけた後、高華は本拠を天水に移し、軍備を整え始めた。

天水で軍備を整え、安定奪取の為、出陣する。

高華「私にケンカを売ったのが運の尽きね。覚悟なさい!」

荊州の天険に手を焼いて機嫌がちょっぴり悪かった高華は容赦なかった。
相手は騎馬を巧みに操る辺境部隊。
それならば!と、部隊のほぼ全てを突騎兵と弩兵+各部隊井欄付き。
さらに霹靂車(投石車)まで組み込んで、出陣した。

しかし!ここでも天険に悩まされる事となる。
荊州では長江に阻まれたが、今度は黄河である。
そこへ来て、進軍路は険しく、荊州の時と同じ目に遭った。

高華「・・・もう、怒った。」

城の前に全員を並べると、一斉に射撃を始めた。
李厳に霹靂車を任せ、別に趙雲と支隊を両横に並べて井欄での一斉射撃。
高華と曹操で順次指揮を執った。
今回、司馬懿は内政を任せていたので留守である。

しばらくすると安定にこもる韓遂のために馬氏が全員で駆けつけて来た。

高華「あー、今、武威攻めたらラクちんだろなぁ・・・」

と思いながら、[馬超]、[ホウ徳]辺りを優先に各個撃破して行く。
[馬岱]も要注意なのだが、彼は上手い具合に立ち回る為、なかなか手が届かない。
張遼をホウ徳の横に回らせ、戦力を削いで貰う傍ら、攻城部隊は手を休めずに
容赦ない集中砲火を浴びせていた。

やがて安定陥落。

高華は、そのまま続けて西平へ攻め入った。
相手に軍備をさせる隙を与えない為だ。
さすがに壊滅させられた馬氏の援軍もなく、西平も陥落。

西平に入った高華はいそいで最低必要限の軍を補充すると立て続けに武威にも進出。電光石火の勢いで涼州をも平定した。

高華「今回は、かなり駆け足攻略だったわ・・・。」

そのころ、関羽が漢中を押さえていたため、高華軍は、ひとまず漢中に入る事にした。さすがに寿春へ帰るには遠すぎる。

次の標的は、はるか昔に袂を分かった牛輔軍(旧董卓軍の残党)。
[牛輔]自体は既に天寿をまっとうし亡き人となっていたが、後を[李カク]が継いでいる。

高華「まずは諜報ね。少し、軍も休めないと・・・」

さすがに軍に疲労も出てきたようだ。
しかも夫である張遼まで体を壊してしまった。
さすがの高華もここで小休止を取る事に決めた。

高華「・・・大丈夫かしら、文遠さま・・・」

心配する高華。
愛する夫を放っておけず、内政もまともに出来ない。
そこで高華は思い切って旅立つ事にしたのだった。

>つづく

三国志X with PK 高華伝 第10話

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三国志10 with PK 高華伝 第10話
  「新たなる乱世の幕開け。高華、戦乱の世に舞う!」

大決戦と思われた曹家との戦いも終わり、一段落ついたと思った矢先、
荊北攻略命令と同時に君主:呂布が他界し、動揺を隠せない高華軍だったが、
呂布の後継に劉豹を君主に頂き再始動となった。

まずは新君主に挨拶に行く。当然、前回の伝令とのやりとりなど知らない
劉豹は丁寧に対応してくれた。

さて、以前よりの宿題だった荊北の攻略だが、高華は目先の劉?よりも、
河北の袁家が気になっていた。
以前、奪取した鄴を曹操との戦の最中、取り戻されていたのだ。
このまま放っておけば、じわじわと南下してくるに違いない。
意を決した高華は、荊北攻略を後に回し、先に河北を平定する事にした。

将、現場にあって君命を聞かず。である。

幸い荊北攻略命令が出てから、呂布、関羽が動いた以降は何の変化もなかった。
劉?も反撃の様子が見られない。絶好の機会である。

一度、決心した高華の行動は早かった。
さっそく袁家ゆかりの城郭へと諜報員を飛ばす。
その傍らで軍備を整え、新たに各部隊に攻城兵器を搭載していった。

高華「手薄なのは北海ね・・・でも、北海を攻めると鄴から南下して
   来る可能性は高い。しかし、鄴を取るとなると敵増援が煩わしい。」

悩むが、良く考えてみると増援に来たところで、鄴の城郭以外はそれ程大した
武将が居ない事に気が付いた。居るとしても北海である。
しかし、さすがに手薄な北海から増援は出せないハズ。
そう睨んだ高華は鄴へ進軍する事を選択した。

さっそく鄴に攻撃を開始する。
以前、何かで城郭前に河が流れて居たのを覚えていたので、今回は蒋欽を連れて来て居た。

渡河を始める。
無事に渡り終えた部隊から兵器を組立、城壁を攻撃し始めた。
敵城郭門前には[顔良]の部隊が陣取っている。
あれを退かせない事には少々やっかいだと踏んだ高華は[顔良]部隊を誘引でおびき出す事にした。案の定、高華の策に乗り進軍してくる[顔良]。

しかし、袁家だけでなく大陸で数えても折り紙付きの猛将。
接触すれば、被害も覚悟しなければならない。
高華は、[顔良]部隊を接触前に撃破しようと部隊を展開させ始めた時だった。
運悪く、高華の前方に布陣していた蒋欽部隊が接触してしまったのだ!

怒りに満ちた[顔良]は、なりふり構わず蒋欽に一騎打ちを申し込んだ。
そして、蒋欽もその気性から断る訳が無かった。
何せ、その昔は江賊で名を馳せた男である。

高華「うわ・・・だ、大丈夫かしら?!」

不安になる高華。
何故、蒋欽を連れて来たか。
それは、河上を遊撃部隊として移動し、そこから城壁上の兵を狙って貰う為である。
ここで一騎打ちにやぶれ部隊が壊滅するのだけは勘弁して欲しかった。
ちなみに彼と[顔良]の武力差は約10である。

一騎打ちは白熱していた。
正直、はらはらもんである。
その様子に胃に穴が開きそうな勢いで心配する高華。

かなりの接戦にもつれ込んだが、最終的に奇跡が起きた。
何と!蒋欽が勝ったのだ。
あの[顔良]を倒した男として、彼は歴史に名を刻んだのである!

高華「蒋欽様!やるじゃない!よし、一気に城門を突破するわよ!」

[顔良]を失った袁家は動揺激しく、優勢の流れが来た高華軍は勢いを増した。
そして、鄴陥落。

続いて、高華は休む間もなく北海へ攻め込んだ。
こちらは[張コウ]、[太史慈]等が居たが、下邳からの味方援軍もあって北海も奪取。
勢いを保ったまま、残りの平原、南皮も制圧し、ここに袁家は滅んだ。
戦後処理として全員を解放する。

そして一時的に平原に入った高華は、そこで軍備を整えると続けて
更に北の[公孫サン]を倒す事にした。
彼に何の恨みもないが、ここで倒しておかねば、後に孫家と事を構える時に
手を焼かされるかもしれないのだ。

気の毒だったが、取り合えず攻め入る。
大した抵抗もなく、籠城する公孫家を打ち破り、これで全ての河北の都市を手中にし、晴れて後顧の憂いを絶ったのである。

高華「いよいよ、荊北を奪取する時が来たわ。」

寿春に戻った高華は南下政策を視野に入れ、軍を強化して行くのだった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第9話

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三国志X with PK 高華伝 第9話「決戦!曹操軍と失われた英傑!」

寿春で軍備を整え直した高華は、
いよいよ[曹操]と雌雄を決する事にした。

およそ6万の部隊を率いて廬江へ向かう。
新たに軍師に司馬懿を迎えた高華の陣容は次の通り。

総大将 高華、参軍 司馬懿、先鋒 楽進、中軍 張遼、李厳。

決戦に相応しく、相手[曹操]軍の陣容も迫力があった。
とくに[夏侯惇]&[夏侯淵]と[曹昴]・[曹彰]の兄弟は要注意だ。

目の前を流れる長江のおかげで、予想通り城に近づくのは困難だった。
その上、城の正面に[夏侯淵]率いる騎馬が立ちふさがっている。

とりあえず、高華は、楽進と李厳を優先して渡河させた。
楽進の城攻めを援護するため、離れた所で李厳に井欄を組ませ、城門へ矢を撃ってもらう。
そうはさせじと、城門前に居た[夏侯淵]が李厳に特攻を仕掛けて来た。
それを横から張遼で牽制しつつ、高華と司馬懿が対岸から交代で指揮を執って行く。

やがて、隙を見て楽進が城門に取り付き、衝車で攻撃を開始。

その間に高華は、こっそり河を渡った。
司馬懿を対岸に残し、李厳と一緒に援護射撃を行う。
対岸の司馬懿は指揮を取るが、いつの間にか渡河して来た[曹彰]の騎馬隊に肉薄されていた。
だが、司馬懿は冷静に[曹彰]隊に射撃を浴びせ殲滅。

第1の門を突破した高華達は重騎兵を率いる張遼を先行させ、城門付近の敵に攻撃を開始。
と、言うのは、先行した張遼隊を少しでも安全にさせる為の足止め作戦である。
さすがに曹操だけは張遼隊を追って行ったが、歩兵を率いる彼に騎馬隊はどうする事も出来ない。

やがて、作戦は功を成し、最後の第2門、第3門と開門する。

戦場は市内へ移った。

こちらは李厳を除いて、ほぼ無傷。
場外で奮闘した李厳隊を田畑で休ませ、ほぼ全員が政庁に向かって進軍。
隊を中央と東側に振り分けながら、じわじわと迫っていく。

騎兵から重歩に部隊を変えた[曹彰]が相変わらず攻め寄せて来るが、あっさり撃破。
ある程度、迫ったところで張遼、司馬懿に井欄を組ませ、天からの矢雨を降らせる。

場外で多大な被害を被っていた曹操軍は、これにあえなく潰走。
廬江は見事、高華の手中に陥ちた。

215年2月、曹操勢力は滅亡した。

戦後処理は数名を雇い、曹家、夏侯家は一旦、開放する。
これも策である。

寿春へと凱旋した高華は、休む間もなく先ほどの策を実行した。
廬江付近に在中する元曹軍の武将を登用する為である。
有能な武将から優先して登用を仕掛けていく。

夏侯淵などは前もって手玉に取っていたので、あっさり登用。
気を良くした高華は曹操の登用を試みる。

高華「曹操様、ウチで働きませんこと?」
曹操「うむ、高華が居るなら構わぬぞ!」

とこんな会話をしたかは判らないが、曹操、高華の誘惑にあっさりOK。
たった一度、会話しただけで関係が親密になってしまった・・・。
以前から、高華が大陸で一番恐れていた男も高華の魅力には勝てなかったらしい(笑)

しかし、順調に見えた登用もたった一人を除いて、非常に手を焼いた。
それは、夏侯惇。
頑固だ。一向に首を縦に振ってくれない。
非常に困った。他に登用されるのだけは勘弁して欲しい。
結局、楽進に説き伏せてもらったのだった。

他にも続々と高華の元に素晴らしい武将が集まって来た。
人材面でも軍事面でも頃合い良し、と見る。

高華「よし!これから北伐を開始するわ!」

と思ったのもつかの間、呂布から命令が入る。

呂布「先の戦功、大儀であった。次の攻略は荊北とする。」
高華「荊北・・・荊州の北って事は劉?かぁ・・・」

父、劉表と兄の劉埼を相次いで失ったため、荊州は劉?が後を継いでいた。

いやいや、ここは無害な劉?よりも、先に袁家を討つべきでは?!
そうは思いつつも、すでに劉?にケンカをふっかけた呂布の行動は早かった。
さっそく、新野をもぎ取っている。
それに呼応して洛陽太守の関羽も南下を始めた。

高華「んー、マズイ。これじゃ、北伐どころじゃないじゃない。」

仕方ないので、付き合いで江夏を攻める。
しかし、そんなおり、訃報が入った。

伝令「呂布様がお亡くなりになりました!後継者は劉豹様です!」
高華「何ですってぇ!勝手に死なないでー!(怒)」
伝令「反乱します?」
高華「そうね、いっそここで・・・って誘惑しないでくれる?」
伝令「でも劉豹さんで満足ですか?」
高華「痛いとこ突くわね。満足な訳ないじゃない。」
伝令「じゃぁ、反乱?」
高華「・・・満足なフリをするわ。でもま、彼は呂布様が認めた後継者。
   彼も匈奴の王様だった訳だし。良いんじゃない?」
伝令「では、そうお伝えします。」
高華「あ!よけいな事は言わないようにね!」

と言う訳で、君主交代劇に衝撃が走ったものの新生高華軍には無縁。
今後は荊北奪取の命令を関羽に任せ、自分は北伐の準備にかかる事にした。

理由は・・・
孫家と中立を保っている今しか北伐のチャンスは無いのである。
劉?領を取れば、いやでも孫家と国境を並べる事になる。
元に今、廬江以南は孫家のものだ。

まずは後顧の憂いを無くしてから、じっくり南下したい。

高華は、今、新たな時代に向け、戦略を練り直していたのだった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第8話

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三国志X with PK 高華伝 第8話「高華危うし!華麗なる曹操の用兵と都督昇進」

河内の市内に布陣した曹操軍は、ほとんど無傷×10部隊の大軍勢だった。
大将は曹操。副将は曹昴の親子タッグだ。

迫力の曹操軍に圧倒されている場合ではないと思い出し、さっそく自軍部隊を東西に振り分ける。河内所属の味方はほぼ全滅に近い状態。
とくに騎馬部隊を率いる魏続は、自分と兵士1人と言う有様。
恐らく、彼は城外に出て相当頑張ったに違いない。

やがて曹操軍が、東側に展開し始めたので、主力をそちらへ持って行く事にした。
しかし・・・高華、女の勘か自分は左から動いてはいけない気がしていた。

東側にどんどん密集する部隊。
関羽&関平親子が奮戦する中、高華は張燕を護衛に付け、じっと指揮を執っていた。

そして・・・予感的中。
高華向かって進軍して来る敵部隊を発見した。
無傷の曹操本体である。

高華「うっ、怖っ・・・」

非常に怖い。しかし、「私には張燕さまが着いている!」と勇気を出す高華。

高華「張燕様の部隊は私が指揮を取ります!曹操軍本体に向け一斉射撃!」
張燕「高華殿が指揮を?ならば安心だな。よし!曹操軍本体に向け一斉射撃!」

突騎兵を率いる張燕が、離れたところから、曹操軍本体に矢を浴びせる。

一方の乱戦を尻目に曹操vs高華の大将同士のガチンコ勝負が始まった。
当然、こちらは騎兵、相手は歩兵。
高華が有利になって行く。数回の接触の後、曹操部隊を壊滅した。

高華「やった!勝ったわ!」

と思ったのも束の間、曹操は支隊へ逃げ込んでいた。
逃走先の曹操の支隊は、東の密集した中にいる。

高華「ま、まさか・・・敵を欺く手法?」

急いで、張燕を急行させ、曹操だけを狙って攻撃していく。
関親子をディフェンダーに回し、張燕の遠距離からの射撃で曹操部隊を撃ち減らしていった。もちろん、高華も戦場の東側へ移動している。

そして、支隊壊滅。

高華「今度こそ、勝った!」

と思うが、それも糠喜び。
何と、もう一つ残っていた支隊にまたも曹操は逃げ込んでいた。

しかもその部隊は、政庁のすぐ側。
つまり、曹操を撃破するごとにこちらが追い詰められていると言う状況。

高華「お、恐るべし、曹操の用兵術・・・。さすがだわ・・・」

自分自身を囮に使う大胆な策である。さすがは、兵法を知り尽くした男。

しかし、ここで慌てる高華ではない。
時間はまだある。
冷静に指揮を執り、ゆっくり丁寧に曹操を撃破して、勝利を得た。

高華「けれど、油断は出来ない。そうとう出来るわね、あの方。」

曹操は、今、中原と徐州を治め、一大勢力となっている。
彼に一目おいた高華は、今後の曹操との決戦を考えると頭が痛くなって来るのだった。

* *

日が過ぎるのは早い。
可北の小競り合いの中、袁家の君主、袁紹は高華に処断され、息子の袁譚が後を継いでいた。呂布は、大将軍に任じられ、高華は洛陽太守に転任。
袁術が、皇帝を僭称して成の国を興し、各地の剛勇たちも少しずつ、勢力がまとまりつつあった。

206年。長男の翔が成人した。これで彼も晴れて呂軍の将となる。
息子は晋陽の太守を勤める父、張遼の元で働く事となった。

これで自由に動ける身になった高華は、ある日、呂布に都督になってくれと頼まれた。
悩む高華。
しかし、OKすれば、自由気ままにやれる!と思い引き受けることにした。

都督になって、まず始めた事は、人事だった。
ここで思い切って夫、張遼と息子、翔を呼び戻す。
これで、家族揃って戦に行けると言うもの。
一番の理由は、非前線都市にいる夫の武を無駄にしたくないのが本音だった。

次に人材探索と登用。
そして、内政に軍備。
凄い勢いで内情を整えて行く。
かねてよりの課題であった曹操軍撃滅のため少しずつ地盤を固めて行った。

一方で君主・呂布も濮陽まで進出して居た。
高華は、それを機と捉え、陳留→小沛→下邳を取るため、動き始めた。

しかし・・・迎え討つのは曹操の息子、曹昴と曹彰。
これが意外に手を焼かされる。

結局、最初の陳留は時間切れで引き上げる事になった。
行く手を阻む硬い3つの城門、曹昴の落ち着いた采配と曹彰の陽動に悩まされたのが原因だ。

しかし、それもいつまでも続きはしない。
3度目の攻略時の事。
相手方に挑発された張遼が夏侯惇に一騎打ちを仕掛けた時に流れがこちらに向いた。

あの勇猛で知られた隻眼将軍とは言え、怒った張遼には適わなかった様だ。
一騎打ちで一方的に夏侯惇を討ち取られた後の曹操軍の崩れ方は見るも無惨だった。
曹操軍は陳留を放棄、小沛に逃げ込む。
それを高華軍は追撃した。

あっと言う間に陳留→小沛を落とし、下邳へ曹操軍を追い詰める。
しかし、その隙に陳留を落とされ、高華軍は小沛に孤立。
退路を断たれては!と、すぐさま取って返し、陳留を奪い返す。
その間、南下して来た袁譚軍に下邳を奪われた曹操軍は、成の袁術を滅ぼし拠点を寿春に移していた。

高華軍は、袁家が攻め込んで来ないと見ると、汝南、寿春を曹操軍から捥ぎ取った。
とうとう、最後の城郭である廬江に追い詰められた曹操軍は、高華軍の隙を突いて汝南を取り戻す。
イタチごっこである。

高華「う〜ん・・・曹操。全く、手を焼かせてくれるわ・・・。」

ここに戦に明け暮れる高華の姿があった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第7話

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三国志X with PK 高華伝 第7話

   「高華、天下統一への第1歩。軍師、高華いきなりピンチ!?」

家庭と軍の両立と言う忙しい日々を送っていたある日、呂布に政庁に呼ばれた。

呂布「実はな・・・上党の太守になってもらいたいのだが、どうだろう?」
高華「太守・・・ですか?(えっ、それって家族離散?)」
呂布「あそこは直轄都市なのだが、手におえない。頼む。」
高華「・・・うーん、困ったなぁ。」

呂軍は、洛陽・河内・上党・晋陽の4都市を支配していたが、全ての都市を君主直轄にしていた為、隣接する袁家に攻め込まれ、晋陽を失っていた。
そのため上党は前線となっていたのだ。
慌てた(?)呂布は、急いで太守を配置する事にしたらしい・・・。

結局、呂布の依頼を渋々、承知する。
高華は、泣く泣く張遼に暇を告げると上党へと引っ越した。

いきなり母子家庭である・・・。

さて、上党はと言うと、酷い荒れ様だった。
まず、手始めに城壁の修理と商業を始める。
あまりにもヘボイ部下しかくれないので、あらたな人材登用も必要だ。

とりあえず呂布に満寵を送ってくれるよう頼むが却下される。
ちょっと、待て。
何のための人材なのですか?何のために私が苦労したと?!
アンタが抱え込んでいて彼らの力を発揮出来るのですか?

もう一度、頼むが却下されたので諦めた。
どうやら、満寵様は手元に置いておきたいらしい。
それなら、いっそ荀?か郭嘉をくれ!

もう良い。お子ちゃま君主には何を言っても無駄だ。
ちなみに夫の張遼を所望するのも有りだったが、夫が部下と言うのは申し訳ない。
と思いそれは辞めた。あまりに夫に悪すぎる。
もちろん、呂布も手放しそうにない。

高華「あぁ、そうか!妬いてるんだ?うちが仲良し家族だから!!」

とか、グレグレしながら年を越す。
しかし、この上党。
こう見えて前線である。
当然のごとく、いつまでも平和ではいられなかった・・・

* *

上党太守になってから、育児と仕事に追われる毎日。
愛しい夫にも会えず、寂しいこの頃。
唯一の救いは、幼い息子との時間か・・・。

内政の間を見て、家で過ごしていると、
すぐさま政庁へ来て下さい!との伝令が入った。
何事かと飛んで行く。

伝令「晋陽の袁家が攻め入って参りました!出撃のご命令を!」
高華「そうね!迎撃しましょう!出陣します!」

高華は、少ない部隊で迎撃に出た。
と言うか、少ない部隊しか組めなかった。
まともに戦えるのは高華と張燕だけである。
まともな将が居ないのにどうやって、戦争するかな?頭の痛いところである。

勿論、駄目もとで呂布に援軍を頼む。
すると・・・来るわ、来るわ!
呂布を始め、高順、張遼、満寵、徐晃、郭嘉・・・
援軍の顔ぶれに高華は素直に感激。
援軍到着とともに形勢逆転した高華軍は、おかげで無事に城を守り切れた。

高華「あぁ、良かった。一時は、どうなる事かと思ったけど助かったわ。」

初の防衛戦が終わったのち、高華はあまりに貧弱な戦闘要員を補うため、
近隣諸国へ人材登用に出かけた。
すると平原で在野になっていた劉3兄弟を発見したのである。

ちょうど、呂布軍が、并州に出撃していた頃。
陶謙に頼まれて小沛を守っていた3兄弟だったが、陶謙の部下に父を殺された
曹操が、怒りに任せて徐州に攻め込んでいた。
本来なら、その曹操の留守を狙って呂布が空き巣狙いをするところだったのだが、
高華の進言により呂布は并州に駒を進めていた。
その為、気の毒な事に劉3兄弟と陶謙は、怒った曹操に叩かれ、陶謙勢力は滅亡していたのである。

勿論、これを高華が見逃すはずはない。
部下に「数打ちゃ当たる登用策」で、登用させる傍ら、高華自身も彼らの説得を開始。少々、関羽に手間取ったものの張飛→劉備→関羽の順にGET。
これで、一気に高華部隊は楽になった。
ついでに軍師が欲しい、と呂布に郭嘉を所望する。
今回は、あっさりと譲ってくれた。

* *

先の戦のあと、今度はこちらから討って出る事を決意した高華。
まず、先に敵情視察に行くが、やはり大した事はなかった。

高華「頃合い好し!攻め込みましょー!」

さっそく、部隊を組み上げる。
高華と高華支隊、関羽、張燕、関平(関羽の登用の後、直後に登用出来た)の5部隊。ついでだから、と呂布に援軍を頼んでみる。
すると断られた。
どうもさっきの留守中に曹操に洛陽に攻め込まれたらしい。

・・・おや?何やら逆展開。
高華に援軍を出した結果、こうなったらしい。申し訳なく思う。
でも、全員で来てしまった、貴方がいけない・・・。とちょっと思う高華。

仕方ないので、5部隊で攻めたが圧勝。
張燕&関平の活躍めざましく簡単に城郭をゲットした。

城に戻ると洛陽が曹操の手に落ちていた。
すぐさま、ウチから関羽を派遣するが、手遅れだったようだ。
ならば、次は鄴を取るか・・・と、今度は鄴に向けて進軍を開始する。

鄴は大都市なので呂布も快く援軍をくれた。
ちなみに呂布の新たな居城は河内である。

さて、先に鄴に行ってみるとこれも大した事はない。
張コウがやっかいだが、それ以外は取り立てて恐れる必要はなかった。

攻め始めて4日目、ついに援軍が来て、圧倒的有利となる。
これまた先日と同じく素晴らしいメンツである。

しかし、ここで伝令が入った。

伝令「河内が曹操軍に攻められております。
   上党より陳羣様が迎撃に出陣されました。」

何!?このままでは、河内まで曹操の手に!
しかし、鄴はまだ落ちる気配はない。

このままでは”2兎追うものは1兎も得ず!”になってしまうのか!?

しかし、意外に冷静だった高華は、鄴の総大将に向かってこう叫んだ。

高華「大人しく降伏しなさぁ〜い!貴方たちに勝ち目はないわよぅ〜!」

動揺する袁軍。

高華「命が惜しくば、降りなさ〜い!機会は今しか無いわよぉ〜!」

そして、相手総大将と舌戦を開始する。
高華は敵の大将を言いくるめ、無血開城に成功した。

戦後処理を急いで済まし、すぐさま自ら河内へ援軍に向かう。
ギリギリ到着すると、すでに城壁は破られ市内戦に突入していたのだった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第6話

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高華 第6話 「高華、2度目の初陣と新たな家族」

晴れて張遼と夫婦になった高華。
嬉しさのあまり内政すら上の空・・・。
もう、中華統一とか、乱世とか、どうでも良くなっていた。
(まぁ、そもそも、そんな志すら無かったのだが)

幸せな新婚生活も束の間・・・
呂布軍は、領地拡大の為に戦を仕掛ける事となった。
当初の軍の目標制圧都市は、隣の陳留であった。
しかし、年始の評定で高華は一人反対し、呂布の意見を変えさせた。

新しい目標は洛陽の北、河内。
高華、初の太守所在都市攻略戦だ。

張遼「行くぞ、高華!我ら夫婦の力を見せてやろう!」

張遼もやる気満々である。
呂布、高順、張遼と言った猛将を軸に陣を展開する。
諸将の活躍目覚しく、何もせずに勝利をGETする高華。
(といっても、高華は後陣で指揮を取っていたのだが。)

そして、勢いに乗った高華たちは立て続けに上党、晋陽までも奪取する。
一気に支配都市を4つも所有するようになった呂布軍。
すぐさま、内政と人材登用を開始した。

董卓配下時代とは打って変わり、ひたすらまじめに内政をこなす高華。
やがて、功績が報われ五品官に昇格する。

”ふぅん・・・”程度しか思っていなかったのに、家に帰ると夫が祝いの用意をして待っていた。
この日は、夫婦水入らずで飲み明かし、翌日からまた内政に励む。
高華は人材登用。
張遼は軍備と治安維持。

* *

洛陽での新婚生活も少し落ち着いて来た頃、高華は、袁紹納める鄴で人材探索をしていた。
数人を登用して洛陽へ帰る途中、具合が悪くなる。

高華「うぅ・・・お腹が・・・。大変、早く帰らないと・・・」

急いで、家に帰る高華。
政庁へ顔を出す余裕など勿論ない。戻ると玄関先で、侍女が出てきた。

侍女「まぁ、奥様っ!大変だわ。お部屋にお連れします。
    これ、早く旦那様を呼んでいらっしゃい!」

侍女は、さらにもう一人の侍女を使いに出すとそのまま寝所へ高華を連れて行った。

しばらくして、血相変えた張遼が戻って来た。

張遼「大丈夫か?!高華!」
侍女「あぁ、旦那さま、良かった。戻っていらしたのですね。」
張遼「高華はどうした?無事なのか?!」
侍女「えぇ、大丈夫ですわ。しばらくお待ちを・・・」

しばらくして・・・元気な産声が!
そうか・・・
高華、産み月まで人材登用に奔走していたらしい・・・。

張遼「どっちだ、どっちが生まれた!?」
侍女「お待ち下さい。慌てないで!今、産湯に入れていますから。」

しばし待つ。>実際は時間なんて掛かってないが。

侍女「ほら、旦那様、奥様?たまのような男の子ですわ!」
張遼「おお!でかした高華!!大手柄だぞ!!(大喜び)」
高華「良かった・・・。」

さっそく、待望の長男に名前を付ける。

高華「名前は翔。字は、元鳳(げんほう)。なんてどうでしょう?鳳凰のごとく、天を翔ける、と言う意味です。」
張遼「翔か、良い名だ・・・。翔かぁ〜(嬉)」
侍女「奥様、ご出産祝いに皆様が集まって下さいましたよ。」

皆、耳が早い!
徐晃、呂布、高順あたりが祝いにかけつけてくれた。
そして、その中に何故か、董卓側についた荀攸の姿も・・・。

高華「何故、荀攸様が、ここに・・・?」

こうして、家族が3人となった張家は、ますます忙しくなった。
家では赤ん坊の世話、外で内政・・・。
さすがに酒家で依頼をこなして遊んでいる暇はない。

高華「頑張らなくっちゃ。」

いつぞやの気楽なお嬢さんは、すっかり気丈な母になりつつあった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第5話

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三国志X with PK 高華伝 第5話
 〜「衝撃事件勃発!高華、人生の選択を迫られる!」

191年。年明けそうそう衝撃事件が勃発した。

−董卓、養子の呂布に斬られる!

”何と・・・いつかはヤルだろうとは思ったけど・・・”

雇った覚えのない伝令が言うには、董卓を斬った後、呂布と董卓の娘婿が対立。
呂布は袂を分かって、独立するらしい。
呂布に着くか、牛舗に着くか、選択を迫られる。

伝令「どっちにします?」
高華「決まってるじゃない!呂布様について行くわよ!」

理由:愛しの張遼様が呂布と一緒だから、である。
もちろん、アホ面連中(一部を除くが)とおさらばしたいのも理由。

と言う訳で、呂布について行く事にした。
しかし、そこで待っていたのは、何も出来ない不便な放浪生活。

高華「ねぇ、呂布様・・・このまま彷徨っていても仕方ないんじゃないですか?」
呂布「うっさい。」
高華「これからどうするんですか?」
呂布「うっさい!」

と、毎日がこんな調子。
とにかくどこかに腰を落ち着けないと、軍資金や兵糧も底を尽く。
考える高華。
このまま誰かを頼って行く、と言う手もあるが、やはり土地に落ち着きたい。
遠慮がいらないところで、中原が近いところ・・・。

高華「あった!」

さっそく、呂布に面会する。

高華「呂布様、ここらで、そろそろ落ち着きませんか?」
呂布「そうしたいところだが、良い土地が無い。」
高華「あるじゃないですかぁ。洛陽が!」
呂布「洛陽!?」
高華「そうですよ!ら・く・よ・う♪」
呂布「・・・うむ、高華の言う事ももっともだ。洛陽で旗揚げしよう!」
高華「へい、おやびん!合点承〜知!」

高華の進言によりあっさり旗揚げin洛陽。
だが、この洛陽・・・
董卓の焼き討ちのおかげで、今は見る影も無いただの廃墟状態だった。
治安最悪、防御最悪、内政最悪。
「潜入!魔界に通じる廃墟都市!」等と言うキャッチフレーズが似合いそうだ。

しかし、これで流浪せずに済むのは、まだ救いだと思い総力挙げて内政にいそしむ。
もちろん、愛しい張遼様にも頑張って話しかけ続ける高華。
しかし、やれどもやれども追いつかない内政。
軍事資金も真剣に乏しくなって来た。

高華「ここで攻められたら、また放浪だわ!それは絶対、いや!」

思い立ったら吉日。
即行、内政を断ると高華は洛陽を飛び出した。
人材集めのため、近隣諸国を周る高華。
情報によれば、洛陽を始め、許昌、陳留、濮陽など、豊富な人材が要るらしい。

さっそく、それらの町で見聞を開始する。
見つけた人材は人目も気にせず、追い掛け回し、必死に説得する。
郭嘉などは、即、登用に応じてくれたが、満寵の様になかなか応じてくれない人物もいた。

それでも高華は諦めなかった。
その結果、荀?、許褚、典韋、郭嘉、満寵、徐晃、ほかにも数え切れない程の人材を登用して洛陽に戻った。

ある日、ぼんやりするのも何なので、高華は城壁へ散歩に行った。
見れば、張遼が仕事中。
問答無用で突進していく高華。

しかし、今日は様子がちょっと違っていた・・・。

高華「張遼様・・・。あのお方ならきっと私の伴侶に相応しいわ。
    けれど・・・意中の方はいらっしゃるのかしら?」

いったい何を言い出すんだ、高華。

(そして、画面に選択肢が現れる。)
−相手の気持ちを確かめる
−確かめるのを辞めておく

当然、フラれて元々!と「確かめる」を選択。

高華「張遼様。」
張遼「おお、高華殿。今日は良い天気だ。して、このような場所でどうなされた?」
高華「実は・・・張遼様にお伺いしたい事がございます。」
張遼「何だ?改まって・・・。」
高華「その・・・張遼様には意中の方はいらっしゃるのでしょうか?」
張遼「意中の方?」
高華「えぇ。実は、張遼様が私の伴侶に相応しいお方と思い、こうしてお訪ねしている
    所存にございます。(照)」
張遼「・・・・そうか。いや、よくぞ聞いてくれた!」
高華「?」
張遼「実は、それがしの意中の人は、そなたなのだ。高華殿!」
高華「ふぅっ・・・(後ろへぶっ倒れる)」
張遼「って、うわぁ、高華殿っ、高華殿っ!しっかりなされい!」
高華「嬉しゅうございます、張遼様・・・(嬉涙)」

何ともめでたいかな、執念の愛の追っかけが功を成し、晴れて高華は愛しの張遼と夫婦になったのである!
結婚の祝いに、荀攸を初め、徐晃や君主の呂布までもが祝いに駆けつけてくれたのであった。

>>つづく

三国志X with PK 高華伝 第4話

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三国志X with PK 高華伝 第4話 「反董卓連合と義兄弟未遂」

舌戦に負けて、切なくなっている暇はなかった。
反董卓連合が結成されたらしい。
連合軍が氾水関に攻め上がって来たのだ。
華雄が「俺が行って来る!」と意気揚々と出て行った・・・。

高華「あぁ、華雄様って、何かに似ていると思ったら、
   東方の国にいるというシーサーそっくりだわ。」

等と思っている間に、華雄は、あっさり関羽の餌食に・・・。

高華「早っ・・・」

続いて、虎牢関にやって来た連合軍を今度は呂布が討つと言う。
しかし、これも劉3兄弟に阻まれ、やむなく撤退。
あげく、董卓は洛陽に火を放ち、李儒の提案で長安に強引な遷都を行った。
(ちなみに氾水関〜遷都までは自動イベントです。)

長安の都で、落ち着いた董卓軍は、また内政を始めた。

高華「はぁ〜。この間は張遼様に言い負かされたけど、本当にこの先、
   大丈夫かしら・・・。董卓様の下から離れたいわ。
   いっそ、切れ者で良い男と風評高い曹操様の元へでも・・・」

心揺らぐ高華、しかし、張遼を思うとそれも出来ないのであった。

高華「あーあ・・・つまらんところだわ。」

何となく、ぼんやり畑へ行ってみた。

張遼「あ、高華殿!良いところへ!」
高華「この声は〜・・・・張遼さまっ!?」

顔が明るくなる高華。

張遼「良いところで、出会ったな。」
高華「また舌戦?」
張遼「いや、今日はその・・・なんと言うか・・・」

すごく言いだしにくそうだ。
”またまた、期待させないでよ?”と思いつつも顔が緩む高華。

張遼「その、それがしと・・・」
高華「それがしと?」
張遼「義兄弟になってはくれぬか?」
高華「・・・・・(無言)」

照れながら言うセリフかーっ!!!!(怒)
しかし、悩む高華。

−せっかくの張遼様のご好意を無駄にしちゃいけないわ。
−いやいや、ダメよ。これでも女。妻にして貰うまで頑張らなければ!

当然、後者の響きに傾く乙女心。

高華「ごめんなさい。」

勇気を出して断る。

張遼「ダメなのか?そうか・・・うーん・・・残念だ・・・。すまなかったな。」

あからさまにしょんぼりして、畑を去る張遼。
高華も同じくテンションが下がる。

高華「私、対象外なのかしら・・・(悲)」

とまた落ち込む高華。
長安の長い日は更けていった・・・

>>つづく