三国志X with PK 高華伝 第2話

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三国志X with PK 高華伝  第2話「仕官と出会い」

同年、11月1日。
さっそく李儒に連れられ、政庁へ行く高華。
奥の間に通されると董卓がふんぞり返っていた。

高華「こっ、高華と申します。以後、宜しくお願いします・・・」

挨拶するものの声が消え入りそうになる高華。

董卓「ほぅ。まだ小娘ではないか。まぁ良い。期待を裏切るでないぞ!」
高華「は、はいぃ・・・(ぶっ、不細工だわ!!)」

その日から、董卓配下として働く事になった。
しかし、幼い協皇子を擁立し、専横を振るう不細工:董卓の為に働く気にはなれない。
毎日、ふらふら適当に過ごすので、当然、功績も最低である。

そんなある日の事・・・

高華「あっ、あのお方は!」

屯所で、捜し求めていた例の彼を見つけたのだった。

高華「あの、初めまして。私、高華と申します。董卓様の元にお仕えする事になりまし
    た。以後、宜しくお願い致します。(どきどき)」
張遼「そなたが、噂の高華殿か。これは丁寧にどうも。それがしは、張遼と申すもの。
    こちらこそ、宜しくお願い致す。」

勇気を出して話しかけると、彼は丁寧に挨拶を返してくれた。

張遼「では、それがしは見回りがあるので、これで・・・」

すっかり、目がハートのまま固まってしまう高華。

高華「あの御方、張遼様って、おっしゃるのね!素敵・・・(ポッ)」

それにしても、行く先々で「貴方がうわさの」と言われるが、
いったい、どんな噂だと言うのか・・・?少し不安になる高華であった。

* *

晴れて張遼と知り合いになった高華は、俄然、やる気を出していた。
もちろん、彼に良いところを見せようと言う乙女心である。
さっそく、高華は仕事にかかる事にした。

高華「ここは、あまりに不細工が多すぎるわ。それなりにマシな人を入れないと、
    むさ苦しくて仕方がない!!」

洛陽の街を走り回り、とりあえず能力に関係なくどんどん人を登用して行く。
今のこの人材不足は深刻だった。内政がはかどっていないのだ。
質は大事だが、ひとまず量で乗り切ろうと言う魂胆。
もちろん、高華は口ではあぁ言っているが、当然、顔重視ではない。

その間にも張遼と会話する事は忘れない。
むしろ、張遼としか会話していない(笑)恋する乙女はぬかりがなかった。

>>つづく