三国志X with PK 高華伝 第9話

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三国志X with PK 高華伝 第9話「決戦!曹操軍と失われた英傑!」

寿春で軍備を整え直した高華は、
いよいよ[曹操]と雌雄を決する事にした。

およそ6万の部隊を率いて廬江へ向かう。
新たに軍師に司馬懿を迎えた高華の陣容は次の通り。

総大将 高華、参軍 司馬懿、先鋒 楽進、中軍 張遼、李厳。

決戦に相応しく、相手[曹操]軍の陣容も迫力があった。
とくに[夏侯惇]&[夏侯淵]と[曹昴]・[曹彰]の兄弟は要注意だ。

目の前を流れる長江のおかげで、予想通り城に近づくのは困難だった。
その上、城の正面に[夏侯淵]率いる騎馬が立ちふさがっている。

とりあえず、高華は、楽進と李厳を優先して渡河させた。
楽進の城攻めを援護するため、離れた所で李厳に井欄を組ませ、城門へ矢を撃ってもらう。
そうはさせじと、城門前に居た[夏侯淵]が李厳に特攻を仕掛けて来た。
それを横から張遼で牽制しつつ、高華と司馬懿が対岸から交代で指揮を執って行く。

やがて、隙を見て楽進が城門に取り付き、衝車で攻撃を開始。

その間に高華は、こっそり河を渡った。
司馬懿を対岸に残し、李厳と一緒に援護射撃を行う。
対岸の司馬懿は指揮を取るが、いつの間にか渡河して来た[曹彰]の騎馬隊に肉薄されていた。
だが、司馬懿は冷静に[曹彰]隊に射撃を浴びせ殲滅。

第1の門を突破した高華達は重騎兵を率いる張遼を先行させ、城門付近の敵に攻撃を開始。
と、言うのは、先行した張遼隊を少しでも安全にさせる為の足止め作戦である。
さすがに曹操だけは張遼隊を追って行ったが、歩兵を率いる彼に騎馬隊はどうする事も出来ない。

やがて、作戦は功を成し、最後の第2門、第3門と開門する。

戦場は市内へ移った。

こちらは李厳を除いて、ほぼ無傷。
場外で奮闘した李厳隊を田畑で休ませ、ほぼ全員が政庁に向かって進軍。
隊を中央と東側に振り分けながら、じわじわと迫っていく。

騎兵から重歩に部隊を変えた[曹彰]が相変わらず攻め寄せて来るが、あっさり撃破。
ある程度、迫ったところで張遼、司馬懿に井欄を組ませ、天からの矢雨を降らせる。

場外で多大な被害を被っていた曹操軍は、これにあえなく潰走。
廬江は見事、高華の手中に陥ちた。

215年2月、曹操勢力は滅亡した。

戦後処理は数名を雇い、曹家、夏侯家は一旦、開放する。
これも策である。

寿春へと凱旋した高華は、休む間もなく先ほどの策を実行した。
廬江付近に在中する元曹軍の武将を登用する為である。
有能な武将から優先して登用を仕掛けていく。

夏侯淵などは前もって手玉に取っていたので、あっさり登用。
気を良くした高華は曹操の登用を試みる。

高華「曹操様、ウチで働きませんこと?」
曹操「うむ、高華が居るなら構わぬぞ!」

とこんな会話をしたかは判らないが、曹操、高華の誘惑にあっさりOK。
たった一度、会話しただけで関係が親密になってしまった・・・。
以前から、高華が大陸で一番恐れていた男も高華の魅力には勝てなかったらしい(笑)

しかし、順調に見えた登用もたった一人を除いて、非常に手を焼いた。
それは、夏侯惇。
頑固だ。一向に首を縦に振ってくれない。
非常に困った。他に登用されるのだけは勘弁して欲しい。
結局、楽進に説き伏せてもらったのだった。

他にも続々と高華の元に素晴らしい武将が集まって来た。
人材面でも軍事面でも頃合い良し、と見る。

高華「よし!これから北伐を開始するわ!」

と思ったのもつかの間、呂布から命令が入る。

呂布「先の戦功、大儀であった。次の攻略は荊北とする。」
高華「荊北・・・荊州の北って事は劉?かぁ・・・」

父、劉表と兄の劉埼を相次いで失ったため、荊州は劉?が後を継いでいた。

いやいや、ここは無害な劉?よりも、先に袁家を討つべきでは?!
そうは思いつつも、すでに劉?にケンカをふっかけた呂布の行動は早かった。
さっそく、新野をもぎ取っている。
それに呼応して洛陽太守の関羽も南下を始めた。

高華「んー、マズイ。これじゃ、北伐どころじゃないじゃない。」

仕方ないので、付き合いで江夏を攻める。
しかし、そんなおり、訃報が入った。

伝令「呂布様がお亡くなりになりました!後継者は劉豹様です!」
高華「何ですってぇ!勝手に死なないでー!(怒)」
伝令「反乱します?」
高華「そうね、いっそここで・・・って誘惑しないでくれる?」
伝令「でも劉豹さんで満足ですか?」
高華「痛いとこ突くわね。満足な訳ないじゃない。」
伝令「じゃぁ、反乱?」
高華「・・・満足なフリをするわ。でもま、彼は呂布様が認めた後継者。
   彼も匈奴の王様だった訳だし。良いんじゃない?」
伝令「では、そうお伝えします。」
高華「あ!よけいな事は言わないようにね!」

と言う訳で、君主交代劇に衝撃が走ったものの新生高華軍には無縁。
今後は荊北奪取の命令を関羽に任せ、自分は北伐の準備にかかる事にした。

理由は・・・
孫家と中立を保っている今しか北伐のチャンスは無いのである。
劉?領を取れば、いやでも孫家と国境を並べる事になる。
元に今、廬江以南は孫家のものだ。

まずは後顧の憂いを無くしてから、じっくり南下したい。

高華は、今、新たな時代に向け、戦略を練り直していたのだった。

>>つづく